大人でも経験はあるかもしれませんが、ゲームをやりはじめると、他のことが面倒になってゲームの時間が長くなってしまうことがあります。他の事をやらなくてはいけないと分かっていても、ゲームはやめられないのです。大人でもそうですから、子どもだって、そうです。
頭ごなしに叱ってはいけない
ゲームをやりすぎだからと言って、強く叱ったり、取り上げたりするのはやめましょう。ゲームがなくなったからと言って、宿題やお手伝いをするようになるとは限りません。他のあそびに興味が移ってしまえば同じことです。叱る方だってストレスが溜まりますし、嫌な気持ちになります。
ゲームを止めさせる必要はありません。ゲームを上手く利用して、子どもに行動を起こさせればいいのです。
ゲームはご褒美にする
子どもがゲームをやりたがっているのなら、それをうまく利用しましょう。ゲームをご褒美として扱うようにします。宿題をこれだけやってから、お手伝いをしてくれたら、ゲームができる、というようにします。
そうすれば、親と子どもがwin-winの関係になれますよね。それでもいうことを聞かなかったり、長時間やりすぎてしまったりするようであれば、叱ることも必要です。ただし、大声で怒鳴るように怒ってはいけません。
子どもが理解できるように、どうしていけないのかを冷静に説明してあげてください。決まり事をつくるときは、一方的に決めずに、子どもと相談しながら、子どもの主張も聞いてあげるようにしましょう。できれば、子ども自身がルールを決められるようにするといいです。
ルールは守る
子どもが自分で決めたり、親と一緒に決めたルールは守らせます。分かりやすく、丁寧に、冷静に話しをすれば、子どもは分かってくれますよ。